館林市のおすすめ観光スポット

館林市のおすすめ観光スポット

館林市は、美しい自然や歴史的建造物、美術・文化など多彩な魅力にあふれています。この記事では、初めて訪れる方からリピーターの方まで楽しめるおすすめスポットを厳選してご紹介します。ぜひ館林の魅力を存分に味わってください。


群馬県立館林美術館

群馬県立館林美術館

所在地(Google Map)
群馬県館林市日向町2003

Webサイト
http://www.gmat.pref.gunma.jp/

概要

「自然と人間」をテーマに、近代・現代美術を中心とした彫刻やインスタレーションを多く展示している美術館です。館林市郊外に広がる広大な敷地は、もともと水耕田跡地だった場所。自然と調和するように設計された美術館の建物は、2004年に第17回村野藤吾賞を受賞しました。

併設の「彫刻の小径」では、散策をしながら38体の彫刻作品を鑑賞でき、美術館の内外で芸術の魅力を堪能できます。別館にはフランソワ・ポンポンのアトリエを再現した展示もあり、かわいらしい動物の彫刻作品に癒されます。

おすすめポイント

  • のびのびと過ごせる開放感
    芝生の広場が広く、子ども連れでも走り回って遊べるゆとりある空間です。
  • 子育て世代にも優しい設備
    授乳室やベビーカー・車椅子の貸し出しがあり、誰でも安心して楽しめる配慮がされています。
  • 地元食材が味わえるカフェ
    併設のカフェでは、地元の小麦を使ったワッフルやモチモチ麺のパスタなどが人気。美術鑑賞の合間にゆったり過ごせます。
  • 建築美と彫刻作品の相乗効果
    円弧を描くガラス張りの回廊や、水辺に映る光の揺らめきなど、建築そのものがアートの一部として楽しめるのも魅力です。

東武トレジャーガーデン

東武トレジャーガーデン

所在地(Google Map)
群馬県館林市堀工町1050

Webサイト
http://treasuregarden.jp/

概要

東武グループの東武緑地が運営するブライダル施設です。かつては敷地約80,000平方メートルの壮大な庭園が公開されており、季節ごとに芝桜やバラ、ネモフィラなど多彩な花々が見られるスポットとして人気を集めていました。現在は一部エリアを閉鎖していますが、その歴史と美しさは今も多くの人の心に残っています。

おすすめポイント

  • 英国風のロマンチックな雰囲気
    レンガの塀やゴシック様式を取り入れた教会など、まるでヨーロッパにいるような風景が広がります。
  • バラ好きにはたまらない空間(閉園前の姿)
    全盛期には1,500品種ものバラが一斉に咲き誇り、甘い香りに包まれながら庭園散策を楽しめました。
  • フォトジェニックな景観演出
    花々の配置やレンガ塀の造形など、写真映えする工夫が随所に感じられます。
  • 豊かな花の彩り
    バラだけでなく、春には25万株の芝桜、青のガーデンに咲くネモフィラ、夏〜秋には宿根草など、四季折々の景色が美しい場所でした。

館林市 つつじが岡公園

館林市 つつじが岡公園

所在地(Google Map)
群馬県館林市花山町3278

Webサイト
http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/tsutsuji/

概要

日本の歴史公園100選にも選ばれた、館林市を代表する総合公園です。園内には約1万株ものつつじが植えられており、開花時期(4月下旬〜5月初旬)には「館林つつじまつり」が開催され、多くの人で賑わいます。樹齢800年を超えるヤマツツジの巨木群や、宇宙飛行士・向井千秋氏ゆかりの「宇宙ツツジ」も見どころです。

おすすめポイント

  • 圧巻のつつじビジュアル
    見頃には色とりどりのつつじが公園を埋め尽くし、華やかで壮観な景色が広がります。
  • 園内でのんびり散歩
    広々とした公園内は自然の風を感じながらの散策にぴったり。小高い場所からは遠くの山並みを眺められることも。
  • 便利な施設・カフェ
    公園内にはトイレや休憩所が点在し、お土産屋や地元の食材を活かしたカフェも楽しめます。きれいに清掃されているので快適に過ごせます。
  • 花だけじゃない楽しみ
    公園に隣接するエリアには季節ごとのイベントやアトラクションもあり、家族連れでも一日中満喫できます。

向井千秋記念子ども科学館

向井千秋記念子ども科学館

所在地(Google Map)
群馬県館林市城町2 城町2−2

Webサイト
http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/kagakukan/

概要

館林市出身で日本初の女性宇宙飛行士、向井千秋氏を記念して名付けられた科学館です。大型プラネタリウムや実験室、工作室などを備え、子どもから大人まで楽しみながら学べる展示が充実しています。

おすすめポイント

  • 本格的なプラネタリウム
    直径23メートルのドームで映し出される星空は臨場感たっぷり。宇宙の神秘を体感できます。
  • 体験型展示が豊富
    さまざまな実験装置や模型を使い、科学の原理を遊びながら学べる仕組みが満載。子どもたちの好奇心をくすぐります。
  • 向井千秋氏の宇宙への挑戦
    宇宙服のレプリカや宇宙実験に関する解説など、実際のミッションにまつわる貴重な展示が見られます。

日清製粉グループ 製粉ミュージアム

所在地(Google Map)
群馬県館林市栄町6−1

Webサイト
https://www.nisshin.com/museum/main.html

概要

製粉業界の歴史と技術を学べる、日本でも珍しい企業ミュージアムです。古代の手挽き石臼から始まり、現代の高度な製粉設備まで、小麦粉にまつわる幅広い知識を楽しく学べます。館林駅から徒歩10分ほどの立地でアクセスも良好です。

おすすめポイント

  • 充実の音声ガイド
    展示内容を分かりやすく解説してくれる音声ガイドが用意されており、じっくりと理解を深めながら見学できます。
  • 丁寧なおもてなし
    スタッフの対応が非常に丁寧で、来館者をしっかりとサポートしてくれます。館内は落ち着いた雰囲気でゆっくり楽しめます。
  • 日本庭園の美しさ
    古き良き面影を残す建物や整えられた庭園の景観が素晴らしく、館内だけでなく外の景色も必見です。
  • お得なサービスも
    展示を一通り見学した後、アンケートに答えるとお土産がもらえることも。楽しく学んでちょっと得した気分に。

尾曳稲荷神社

尾曳稲荷神社

所在地(Google Map)
群馬県館林市尾曳町10−1

概要

1528年、狐の子を助けた大袋城主・赤井照光と稲荷神の伝説が由来とされる、歴史ある神社です。城の鬼門を守るために建立されたことから社殿が西向きで、一般的な神社にはない特徴として知られています。歴代の館林城主たちからも篤く崇敬を受け、神社全体が丁寧に維持・管理されています。

おすすめポイント

  • 手入れの行き届いた境内
    境内は常に美しく保たれており、初めて訪れる人でも安心して参拝できます。手水舎に季節の果実を浮かべるなど、細やかな心配りも印象的。
  • 狐の伝承を感じる空間
    鳥居のトンネルをくぐると、本殿を囲むお狐さまたちがお出迎え。伝説が息づく不思議な雰囲気が漂います。
  • 弁財天や大きなクスノキ
    階段を下った先には池に囲まれた弁財天が鎮座。境内に立つ大きなクスの木も圧巻で、歴史の重みを感じさせます。

館林花菖蒲園

所在地(Google Map)
群馬県館林市尾曳町8 尾曳町8-1

Webサイト
http://www.utyututuji.jp/koyomi-summer.html

概要

毎年5月から6月にかけて約20,000株の花菖蒲が咲き誇る、初夏の風物詩ともいえるスポットです。尾曳駐車場(無料)を利用でき、園内は比較的ゆとりある空間なのでゆっくり散策できます。色とりどりの菖蒲が織りなす景観は、写真を撮るのにも最適です。

おすすめポイント

  • 華やかな菖蒲の花たち
    見頃には紫や白、ピンクなど多彩な花菖蒲が咲き誇り、園内が鮮やかに彩られます。
  • タイミングを合わせて訪れたい
    見頃にはイベントが行われることもあるため、公式情報などをチェックしてから訪れるとより楽しめます。
  • 周辺散策も充実
    つつじが岡公園など、他の観光スポットと合わせて訪れると一日たっぷり楽しめるエリアです。

おわりに

館林市には、美術館や歴史ある神社、美しい花の名所など、多彩な観光スポットが点在しています。自然と文化が調和したこの街には、穏やかな時間が流れ、どこか懐かしさを感じさせる魅力がいっぱいです。ぜひお気に入りのスポットを見つけて、ゆったりとしたひと時をお過ごしください。