北海道北部の玄関口・音威子府村を巡るおすすめ観光スポットをご紹介します。豊かな自然や文化、そして歴史的な場所が点在しており、一年を通じて魅力を満喫できるのがこの地域の特徴です。さっそく、音威子府村を訪れたら外せない4つのスポットを見ていきましょう。
北海道命名の地
所在地(Google Map)
北海道中川郡音威子府村物満内
Webサイト
http://inspot.jp/otoineppu/pages/1306
概要
「北海道」という名称が生まれた歴史を象徴する monument(碑)が建てられたスポットです。幕末に蝦夷地(えぞち)を探検した松浦武四郎が、アイヌの方々から教えられた「カイ」という言葉をもとに考案したとされるこの地は、北海道の名づけに深く関わる歴史的な場所として知られています。敷地内は定期的に整備されていて、天塩川や宗谷本線を見渡せる自然豊かなロケーションも魅力です。
おすすめポイント
- 北海道開拓の歴史を肌で感じる
北海道命名にまつわるエピソードを実際の地で体感でき、歴史好きにはたまらない場所です。 - 車で気軽にアクセスできる
国道40号から分岐して少し砂利道を進むと自動車数台分の駐車スペースがあり、普通車でも問題なく乗り入れられます。 - 自然の中でのんびり散策
川辺や近くを走る宗谷本線の眺めも楽しめ、歴史と自然を同時に満喫できます。
エコミュージアムおさしまセンター
所在地(Google Map)
北海道中川郡音威子府村物満内55
概要
廃校となった校舎をリノベーションして生まれた、地域の歴史や文化・自然環境を紹介するエコミュージアムです。館内には、アイヌの血を引く彫刻家・砂澤ビッキ氏のアトリエを改装した展示室があり、大胆かつ繊細な木彫作品を間近で鑑賞できます。木の回廊や校舎を生かした温かい雰囲気が漂い、訪れた人々に特別な空間体験を提供してくれます。
おすすめポイント
- 独創的な芸術作品に触れられる
砂澤ビッキ氏のユニークかつ迫力ある彫刻作品をゆっくりと堪能できます。 - カフェでほっと一息
校舎時代の面影を残すラウンジスペースでは、香り高いコーヒーを味わいながら心安らぐひと時が過ごせます。 - 静かで落ち着いた雰囲気
訪問客が多すぎないため、展示をじっくり楽しむことができるのも魅力です。
函岳
所在地(Google Map)
北海道中川郡音威子府村咲来 函岳
概要
函岳(はこだけ)は、音威子府村を含む3つの町村にまたがる標高1,129.3mの山で、北海道百名山の一つにも数えられています。利尻山を除けば道北地方で最も高い山のため、山頂からの眺望は抜群。晴れた日には360度パノラマの絶景が広がり、車で山頂近くのヒュッテまでアクセスできる点も魅力です。
おすすめポイント
- 車で気軽に山頂付近まで行ける
ダートの林道を走る必要がありますが、ヒュッテ隣にはトイレや駐車スペースが完備され、ドライブ感覚で標高1,100m超の世界を楽しめます。 - 雄大な絶景と星空
見晴らしの良い山頂からは、昼は遠くまで続く山並み、夜は満天の星空を眺められます。 - 豊かな自然環境
途中では野鳥のさえずりや鹿の姿など、北海道ならではの自然との出会いがあるのも醍醐味です。
音威富士スキー場
所在地(Google Map)
北海道中川郡音威子府村音威子府
Webサイト
http://www.vill.otoineppu.hokkaido.jp/kakuka/sangyoushinkou/syoukougyou/skizyou.html
概要
音威富士スキー場は、家族連れや初心者でも安心して楽しめるゲレンデが整備された音威子府村の冬のレジャースポットです。雪質がふかふかのパウダースノーに恵まれることが多く、人も少なめでのびのび滑れるため、リピーターも少なくありません。
おすすめポイント
- 極上の雪質
軽く柔らかいパウダースノーが楽しめる日が多く、何度滑っても新鮮な感覚を味わえます。 - 空いていて快適
混雑しにくいため、貸し切り感覚でゲレンデを満喫できることも。林間コースや広いバーンで思い思いに滑ることができます。 - 初心者から上級者まで対応
なだらかな斜面が多いのでビギナーにも優しく、雪質の良い急斜面もあるため上級者でも満足できます。
おわりに
音威子府村には、大自然のパノラマを楽しめる函岳や、北海道の歴史を感じられる「北海道命名の地」など、他にはない個性的なスポットが数多く点在しています。エコミュージアムおさしまセンターで地域の文化に触れたり、音威富士スキー場で冬のアクティビティを楽しんだりと、季節を問わず訪れた人を飽きさせない魅力が詰まっています。ぜひ音威子府村ならではの歴史・文化・自然を存分に体感してみてください。