伊賀市のおすすめ観光スポット

伊賀市のおすすめ観光スポット

伊賀市は、忍者や俳聖・松尾芭蕉のゆかりの地として知られ、歴史と文化が息づく魅力的なエリアです。忍者体験ができるスポットや、美しい城郭、そして芭蕉ゆかりの文化施設などが点在しており、観光客を飽きさせません。ここでは、そんな伊賀市の見逃せないスポットをご紹介します。


伊賀流忍者博物館

伊賀流忍者博物館

所在地(Google Map)
三重県伊賀市上野丸之内117

Webサイト
http://www.iganinja.jp/

概要

伊賀流忍者博物館は、伊賀上野城がある上野公園の一角に位置する忍者文化の体験型ミュージアムです。日本の忍者発祥の地とも言われる伊賀地域の歴史や忍術、生活様式を学ぶことができ、子どもから大人まで楽しめる人気観光スポットとして知られています。

おすすめポイント

  • からくり忍者屋敷
    忍者が実際に利用していたとされる仕掛けを体感できる屋敷。壁や床下に潜む隠し通路や、敵を欺くための巧妙な工夫を間近で見ることができます。
  • 忍者資料館・忍者伝承館
    忍具や忍者の歴史・生活について詳しく展示され、伊賀忍者の文化を幅広く学べます。
  • 迫力ある忍者実演ショー
    忍者の武器を使った華麗なアクションが見られる大人気のショー。迫力ある演武に歓声が上がり、観客とのコミュニケーションも活気にあふれています。
  • 手裏剣投げ体験
    実際に手裏剣を投げるユニークなアクティビティ。初めは難しく感じますが、狙い通りに刺さると爽快感を味わえます。

上野城

上野城

所在地(Google Map)
三重県伊賀市上野丸之内106

Webサイト
http://igaueno-castle.jp/

概要

上野城(伊賀上野城)は、標高約184mの台地に築かれた平山城です。別名「白鳳城(はくほうじょう)」とも呼ばれ、江戸時代に名将・藤堂高虎によって拡張されました。豊臣氏の滅亡により築城は未完となったものの、現在は昭和期に再建された木造の模擬天守がそびえ、歴史とロマンを感じさせる名城として親しまれています。

おすすめポイント

  • 日本有数の高石垣
    高さ約30mもある石垣は圧巻で、下から見上げるとその迫力に驚かされます。
  • 風情ある木造天守
    昭和初期に再建された木造の天守は、独特の趣と温かみがあり、最上階からは伊賀の街並を一望できます。
  • 周辺散策の充実
    城周辺には伊賀流忍者博物館や芭蕉翁記念館などが点在。城下を歩きながら、伊賀の歴史と文化を深く味わえます。

敢國神社

敢國神社

所在地(Google Map)
三重県伊賀市一之宮877

Webサイト
http://www.aekuni.jp/

概要

敢國神社(あえくにじんじゃ)は、伊賀国一宮として古くから人々の信仰を集める神社です。斉明天皇4年(658年)の創建と伝えられ、主祭神の大彦命をはじめ、少彦名命や金山比咩命などを祀っています。境内は厳かな雰囲気に包まれ、伊賀地方の歴史を感じることができます。

おすすめポイント

  • 歴史ある社殿
    古式ゆかしい社殿が見どころ。長い年月を経て培われた神聖な空気に包まれます。
  • 伝統の獅子神楽
    正月や例祭などで奉納される獅子神楽は、三重県指定無形民俗文化財に選ばれ、色鮮やかな舞が見応え十分です。
  • 静謐な境内
    境内は整然としており、心落ち着く空間です。ゆっくりと参拝しながら散策すると、地元の人々に守られてきた歴史を肌で感じられます。

芭蕉翁記念館

芭蕉翁記念館

所在地(Google Map)
三重県伊賀市上野丸之内117−13

Webサイト
http://www.basho-bp.jp/?page_id=36

概要

芭蕉翁記念館は、伊賀市が生んだ俳聖・松尾芭蕉の生涯や作品を展示する施設です。彼の旅と俳諧の足跡を、書簡や資料、映像展示などを通して学ぶことができます。俳句の世界観や、江戸時代の文化にも触れることができる貴重なスポットです。

おすすめポイント

  • 芭蕉の生涯をたどる展示
    俳句や書簡の展示を通じて、芭蕉の足跡や思想を深く知ることができます。
  • 貴重な資料
    芭蕉ゆかりの品々や関連文献が丁寧に紹介され、俳諧が発展した背景を理解しやすい構成になっています。
  • お土産コーナー
    芭蕉関連の書籍やポストカードなど、俳句好きには嬉しいグッズが揃っています。

芭蕉翁生家

所在地(Google Map)
三重県伊賀市上野赤坂町304

Webサイト
https://www.city.iga.lg.jp/0000005445.html

概要

芭蕉翁生家(ばしょうおうせいか)は、松尾芭蕉の出生地として伝えられる場所です。江戸時代の雰囲気を今に伝える貴重な建物で、芭蕉が青年期を過ごしたとされる空気感を味わうことができます。

おすすめポイント

  • 歴史を感じる建築
    木造の古民家で、伊賀の風土や江戸期の暮らしぶりをしのばせます。
  • 芭蕉ゆかりの情緒
    俳句の原点となる豊かな感性を育んだ地ともいわれ、静かな時の流れに思いを馳せることができます。

蓑虫庵

蓑虫庵

所在地(Google Map)
三重県伊賀市上野西日南町1820

Webサイト
http://www.basho-bp.jp/?page_id=46

概要

蓑虫庵(みのむしあん)は、松尾芭蕉の高弟である服部土芳(はっとり とほう)が営んだ草庵です。芭蕉がここを訪れた際に詠んだ一句がきっかけで「蓑虫庵」と名付けられたと伝えられています。静かな佇まいと美しい庭が特徴で、伊賀の俳諧文化を今に伝える貴重な史跡です。

おすすめポイント

  • 江戸の面影を残す草庵
    古い建物ながら手入れの行き届いた空間で、当時の文人の暮らしを感じ取れます。
  • 風情ある庭園
    四季折々の景色が楽しめる庭は心を和ませ、句を詠みたくなるような情緒が漂います。
  • 芭蕉との深い関わり
    芭蕉の教えを受けた土芳の俳諧の軌跡や、芭蕉とのやりとりを示す資料も一部見られ、文学史好きにはたまらない場所です。

おわりに

忍者文化と俳句文化が融合する伊賀市には、歴史・芸術・娯楽が詰まった魅力的なスポットが多彩に揃っています。伊賀上野城や忍者博物館で迫力を体感し、俳諧ゆかりの地を巡ることで、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえるでしょう。ぜひ足を運んで、伊賀市ならではの奥深い魅力を存分に楽しんでみてください。