国立市のおすすめ観光スポット

国立市のおすすめ観光スポット

学問の神や豊かな自然、歴史を感じる街「国立市」で、心癒されるひとときを。四季折々の風景や文化に触れながら、ゆったりと散策を楽しんでみませんか?


谷保天満宮

谷保天満宮

所在地(Google Map)
東京都国立市谷保5209

Webサイト
http://www.yabotenmangu.or.jp/

概要

東日本最古の天満宮として知られる谷保天満宮(やぼてんまんぐう)。亀戸天神社・湯島天満宮と並んで関東三大天神の一つに数えられ、学問の神様・菅原道真を祀っています。境内は下り宮という珍しい造りで、多摩川の河岸段丘を活かした独特の雰囲気が魅力です。

おすすめポイント

  • 清らかな池と広い境内
    境内には水の美しさが印象的な池があり、池の中ほどに厳島神社が鎮座しています。静けさと趣のある光景で、訪れた人からは「水が澄んでいて癒される」という声も多い神秘的なスポットです。
  • 梅林と梅まつり
    甲州街道側には梅林が広がり、春には梅まつりが開催されます。満開の梅の花の下で、ゆったりと散策を楽しむことができます。
  • 合格祈願や交通安全祈願
    学問の神として受験生からの信仰が厚く、可愛らしい絵馬や御朱印も人気です。また、日本初のドライブツアーの目的地になったという歴史から、交通安全祈願の発祥の地ともいわれています。

くにたち郷土文化館

所在地(Google Map)
東京都国立市谷保6231

Webサイト
https://kuzaidan.or.jp/province/

概要

国立市の歴史や文化を深く知ることができる「くにたち郷土文化館」。館内には、縄文時代から現代に至るまでの貴重な資料や展示があり、地元の暮らしや伝統について学べるスポットです。無料で入館できるのも魅力で、気軽に立ち寄れます。

おすすめポイント

  • バラエティ豊かな展示内容
    昆虫や鳥類の標本、水槽に泳ぐ地域の淡水魚、さらに祭事や農具など多面的に歴史が紹介されており、大人から子どもまで楽しめると評判です。
  • 体験型イベントや企画展
    季節ごとに行われる特別展やワークショップなどのイベントが人気。実際に体験しながら学べるため、訪れるたびに新鮮な発見があります。
  • ゆったり休めるスペース
    休憩スペースも用意されており、展示をじっくり見た後はゆったりとくつろげます。マンホールカードをもらうこともできるので、コレクターにとってもうれしいスポットです。

本田家住宅主屋(旧谷保村名主)

所在地(Google Map)
東京都国立市谷保5122

概要

江戸時代から続く名主・本田家の住宅で、国の登録有形文化財に指定されています。東京でも最古級といわれる歴史的建造物であり、かつては下谷保村最大の地主として地域の政治や経済に大きな影響力を持っていました。

おすすめポイント

  • 江戸時代の生活を感じる主屋
    武家屋敷のような格式をもつ造りが見どころ。実際に本田家の人々が使用していた生活空間を体感できます。
  • 薬医門の存在感
    敷地を象徴する薬医門は、当時の権威を物語る重厚感ある造り。写真映えも抜群です。
  • 幕末史とのつながり
    新選組の近藤勇や土方歳三との交流があったとされ、激動の幕末を垣間見ることができる歴史スポットでもあります。

城山公園

所在地(Google Map)
東京都国立市泉5丁目21−20

概要

自然豊かな環境でリフレッシュしたいなら、城山公園へ。公園内には竹藪や池、江戸時代建築の茅葺き古民家があり、歴史と自然が調和したのどかな風景が広がります。地元の人の憩いの場として親しまれており、四季折々の変化を感じられるのが魅力です。

おすすめポイント

  • 四季の風景
    春には桜、夏は深い緑、秋には紅葉と季節ごとに異なる表情が楽しめます。晴れた日には芝生や木陰でのんびり過ごすのがおすすめ。
  • 古民家見学
    公園内にある茅葺き屋根の古民家では、囲炉裏や農機具などを間近に見ることができます。風情ある建物に「タイムスリップしたような感覚」と感動の声も。
  • アクティビティが豊富
    竹林散策や池の周りの散歩コース、子供が遊べる遊具やプレーパークエリアもあり、家族連れにも人気です。

ママ下湧水公園

ママ下湧水公園

所在地(Google Map)
東京都国立市矢川3丁目2 泉3丁目2

概要

「東京の名湧水57選」に選ばれるほど水が美しいママ下湧水公園。かつて多摩川の流れがつくった段丘の崖下から湧き出る水は透明度が高く、自然の豊かさを感じられます。

おすすめポイント

  • 澄んだ湧水と水遊び
    湧水周辺では子どもが水遊びを楽しむ姿も。見るだけでも涼やかで、夏の暑い日にはぴったりの憩いの場として人気です。
  • のんびりした田園風景
    公園の周辺には畑や田んぼが広がっており、都内とは思えないほどのんびりとした景色に出会えます。
  • 自然観察に最適
    魚や水辺の昆虫、鳥なども観察できるので、散策しながら自然の息づかいを感じることができます。

たましん歴史・美術館

たましん歴史・美術館

所在地(Google Map)
東京都国立市中1丁目9−52

概要

多摩信用金庫の地域文化財団が運営する「たましん歴史・美術館」は、地元・多摩地域にゆかりのある作家の作品や、国内外の古陶磁・絵画などを収蔵する施設です。駅前という立地の良さに加え、企画展も定期的に開催されるため、気軽に芸術に触れられると好評です。

おすすめポイント

  • 豊富なコレクション
    日本の江戸時代の陶器や朝鮮・中国の古陶磁のほか、多彩なジャンルの展示が行われており、意外なほど見応えがあるとの声も多いです。
  • 気軽に立ち寄れる料金設定
    入館料が100円程度(企画展によって変動)とリーズナブルなので、ちょっとした空き時間にアート鑑賞が楽しめます。
  • 地域に根ざした文化発信
    多摩の歴史や文化を紹介する展示もあり、地元の魅力再発見につながります。

たまらん坂

所在地(Google Map)
東京都国立市東3丁目4−1

概要

国立市と国分寺市の境にある急な坂道で、その名称は「坂がきつくてたまらん」と学生たちが口にしていたことから広まったとされています。また、RCサクセションの忌野清志郎さんがこの付近に住んでいたことから、楽曲「多摩蘭坂」の舞台ともなり、多くのファンが訪れる聖地的スポットです。

おすすめポイント

  • 歴史ある地形と名前の由来
    国分寺崖線の段丘を切り開いてできた坂は、学生生活の一コマを今に伝えるちょっとした“青春の坂”でもあります。
  • 清志郎ファンの巡礼地
    「多摩蘭坂」が生まれた場所として、今でもファンが訪れます。坂道の途中には当時を偲ぶ石碑もあり、音楽と街の歴史が融合した特別な雰囲気を感じられます。

おわりに

学問の神にあやかりたい人から、自然や歴史を存分に楽しみたい人まで、国立市にはさまざまな魅力が詰まっています。都心からもアクセスしやすく、小旅行気分で足を運べるのも大きなポイント。ぜひ次のお出かけプランに国立市を加えてみてはいかがでしょうか?